2021年6月– date –

https://youtu.be/La2-Riiv4f4 「弘の里山」登場人物紹介 夢乃井から車に乗り込んだ一行は、先頭を走る山本弘の車の後をついて走った。五分も経たないうちに、山本の車はとある企業の敷地内と思しき場所へ入っていく。 (ここは関係者以外は入っていい所な...

初夏に花を咲かせる杜若（かきつばた）。花菖蒲とよく似ていますが、花菖蒲は陸地に咲き、杜若は池などの湿地で花を咲かせます。 平安時代に生まれた、衣服の表地と裏地の配色方法を「襲色目（かさねいろめ）」といいます。襲色目には四季折々の色彩が表現...

平安時代に在位した村上天皇。流行り病を梅と昆布を入れたお茶で退散させた天皇には、もう一つ梅にまつわる有名な故事があります。 内裏の清涼殿には立派な梅の木がありましたが、枯れてしまいました。それを惜しんだ村上天皇は代わりとなる梅の木を探すこ...

6月は紫陽花の季節。薄曇りの雨の景色に鮮やかな色を添えてくれます。 あじさいの語源は、あず（集まる）にさい（藍色）だと言われています。また、日が経つにつれて色が変化することから「七変化」「八仙花」とも呼ばれます。 紫陽花の色が変わるのは、花...

春子のちまき寿司 前回はある飲食店のコンセプトと、お客様の求めるものが一致していると高い満足感が得られるよね、という話をした。 どんな話だったか簡単に振り返ると、お店の側はお客様に喜んでいただくためあの手この手の仕掛けを用意している。それ...

平安時代、第62代村上天皇在位時に都で疫病が流行りました。その時、天皇は梅と昆布を入れたお茶で民を救い、自身の病も治したという言い伝えがあります。 平安時代に記された日本最古の医学書『医心方』には「梅は三毒を断つ」と書かれています。三毒とは...

「どのようなことも7世代先のことを考えて決めなければならない。」 これはアメリカ先住民族の言葉です。彼らが1世代を何年として考えていたのかは分かりませんが、仮に1世代30年で考えると、7世代先は210年先、それぐらい先の人たちのことを考えて物事を...

https://youtu.be/Ekom3c7SuLQ 「夢乃井」登場人物紹介 飯塚の田んぼから車で五分ほど走ると、夢前川沿いにある温泉旅館・夢乃井（ゆめのい）に辿り着く。夢乃井は小高い丘の上にあるため、館内からは夢前ののどかな景色を一望できる。日が暮れる前に到着...

田植えが終わって、はや10日が経った。田植えが終わった後は、水の管理と雑草との戦いが始まる。早速、苗と苗の間に小さな草がいっぱい生えてきた。 この米作りは有機肥料・無農薬で栽培するので、除草剤などの農薬は使わない。専用の機械もないので、人海...

水を十分に入れたはずの田んぼは、所々に土が顔を出している箇所がある。素人ゆえに代掻きが上手にできず、田んぼが平らにならされていないため、高低差ができているのだ。田んぼの水管理が難しくなっているのを痛感しながら、２日目がスタートした。 今日...