飛梅

901年1月25日、学問の神様で有名な菅原道真が、九州の太宰府に左遷されました。この日にちなんで1月25日は「左遷の日」とされています。
この日、道真はもう二度と帰ることのない自宅の庭に植えられた梅の木を思い、歌を詠んでいます。

東風(こち)吹かば
匂ひをこせよ 梅の花
主なしとて 春な忘れそ

菅原道真

この梅の木は道真を追って一夜で太宰府まで飛んでいき、道真の暮らす地に根付いたと言われています。この「飛梅伝説」の梅の木の子孫は、今でも太宰府天満宮で春の訪れを知らせています。

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