私達の周りには、衣食住に関することをはじめ、便利なモノ、生活を彩るモノがたくさんあります。その上、スマホ一つで買い物ができたり、サービスや情報を簡単に受け取ることも可能です。仕事も住むところも、誰と生活を共にするかも、ある程度自分で決められます。
こんなに豊かで自由な世の中で、多くの人は一日一日を充実して過ごすことができているでしょうか。
モノに満たされているはずなのに、満たされない。それは
目の前にモノがあるはずなのに、本質が見えていないからかもしれません。
モノを通して見えること
■目の前にあるモノはどこから来たのか
毎日の食事は「誰が」「どこで」「どうやって」「どのくらいの時間をかけて」食事として食卓までやってくるのでしょう。
お米一つとっても、土や水、太陽、生物など自然の力を借りて、農家が種籾から一年かけて米を育て、それを業者がお店で売り、買ったお米を調理する人がいて、やっと私達はご飯を食べることができます。
このお茶碗たった一杯にも、たくさんの人の労力と、自然の力が詰まっているのです。
「当たり前のように毎日目の前にあるご飯も、当たり前ではなかった。」
「このお米一粒でも自分の力だけで作ることができるだろうか?」
物事の裏側を知れば、捉え方も変わります。他人事ではなく自分の事として目の前にあるご飯を捉えてみると、味わいも感じ方も変わるかもしれません。
■モノも人も色んな側面がある
一口に「ご飯」といっても、そこには色んな見方があります。お米の品種、育った場所、育てた人。お米をご飯として食べるか、米粉にしてお菓子にするか、お酒を造るか、動物の餌にするか、お清めとして使うこともあります。種籾、苗、稲穂と、成長過程で姿形も変化します。
同じように、モノを作る人にも色んな面があります。例えば、お米を作る農家は生産者ですが、お米を食べる消費者でもあります。かたや家庭では親であったり、子でもあります。人には得意なこともあれば、苦手なこともあります。面白いところや、変な癖、明るい面と暗い面。生産者だけではない、色んな面を持ち合わせている「人」だからこそ、作ることができるお米があるのです。
モノを色んな側面から見ていくと、だんだんと観えてくるコトがあります。
モノを通して自分の考え方や捉え方、嗜好や感情など「自分」が観えてきます。
このサイトで伝えたいこと
モノを色んな側面で見ていくことで、モノや人、自分を取り巻く世界の見方が変わるかもしれません。
このサイトでは、いろんなモノやコト、様々な人の生き方や体験を通して情報を発信していきます。
このサイトを運営するPR,JAPANは、10年以上にわたりブランディングや地域活性化、社員や子どもたちへの教育を行い、これらを通してそこに関わる「人」とも深く関わってきました。仕事の相談はもとより、その人自身の事柄についても相談を受ける中で、様々な角度から相手を見て、その人も気付いていない目指すべき目標を分析し、道を作る作業をしてきました。
モノや人の一側面を紹介するだけでは、それらの奥行きは見えてきません。このサイトで紹介する人は、色んな面を持ち合わせ、色んな事を抱え、自身と向き合い戦いながら、今を生き、目の前の物事に生き様を注いでいます。色々な角度からモノや人を紹介し、生き方が見えるような情報を発信していけたらと思います。
モノの向こう側を見ることで広がる新たな世界をきっかけに、今よりもっと愉しく、より個性的に、力強く人生を切り開いていけるように。
このサイトがその一助となれば幸いです。
PR,JAPAN 代表 原田加奈子
企業や店舗の立上や集客にむけての戦略、従業員教育、各種ブランディング事業、地域活性化事業を多数手がける。従業員教育では、ホスピタリティ(心のこもったおもてなし)の精神をもって現場に直接出向き、集客や売上に確実に繋がる指導を行う。