飲・食・人

飲食店のおもてなしというものが
先人の築き上げてきた大きな土台の上でなされた時に意味があることとなる
飲・食・人「序」より

著者：城田澄風

東京都渋谷区恵比寿にある日本料理「紀風」の店主。日本人の叡智の結晶である「暦」を重んじ、室礼・器・食材に季節の移ろいを込めた料理が好評。また、自ら各地へ赴き食材や銘酒を吟味し、選びぬいた品を紀風で提供している。
「出会いは全ての始まり」一期一会は目の前にいる人だけでなく、日本の文化を積み上げてきた先人との出会いでもある。料理人として、一個人としての城田氏独自の視点から「飲・食・人（いんしょくじん）」が語られる。