2022年2月– date –
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歳時記
手抜きと品格
水野年方 /三井好 都のにしき 隣の子 12月8日は事納めとして、一年の仕事を片付ける日でしたが、今日2月8日は「事始めの日」。一年の仕事、とりわけ農作業の準備を始める日とされてきました。また、2月8日は針供養の日でもあります。昔は針仕事は日常的な... -
歳時記
歴史を紐解いていくと
1855年2月7日、日露和親条約により北方領土が日本国として定められたことを記念し、2月7日は北方領土の日と制定されています。 日本とロシアが本格的に向き合ったのは、明治37年から38年に勃発した日露戦争です。日露戦争の発端は、ロシアが満州を占拠した... -
歳時記
百の花のさきがけて
小原古邨 – 梅に鴬 梅の花は、厳しい冬を耐え抜いていち早く花を咲かせることから「百花のさきがけ」とも呼ばれています。梅は和歌の題材として大変愛されている花の一つ。万葉集の「梅花の歌三十二首」では、宴に参加した31人が詠んだ梅の花の和歌が収録... -
酒好き達の酒器づくり
米が酒に、土が器に(1)
「皆さん、ギャラリーラボではありがとうございました! 忙しいなか大変お疲れ様でした。厚く御礼申し上げます! 来てくださったお客様、ギャラリーラボの皆様に大変喜んでいただきました。播磨チームのプロの仕事に興味を持っていただいています。播磨チー... -
歳時記
立春
上村松園/春の旅 2月4日は二十四節気の「立春」。今日から暦の上では春となります。まだ気温は低く冬景色の様相ですが、風はほんの少し緩んで春の気配があちこちで感じられます。各地で梅の花がほころび出すのもこの頃です。 ひさかたの天香山この夕べ霞た... -
歳時記
こいつあ春から縁起がいいねえ〜
2月3日、今日は節分です。明日は立春となるので、節分はその前日。今は(特に都会に住んでいると)自然の移り変わりが分かりにくく、「明日は春が立つ」と言われてもピンとこないところが少なからずあります。けれども自然と共に暮らしていた昔の人は、い... -
歳時記
春のとなり
2月に入り、まだまだ寒い日が続きますが、ほんの少しの日差しや風の動きの中に、今までとは違う「兆し」が見られるようになりました。 「春近し」。この言葉には、気候現象として春が近づいているという意味もありますが、春が待ち遠しいと思う人の心も含... -
歳時記
赤い椿 白い椿
2月1日は、俳人・河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)の忌日です。碧梧桐は正岡子規の弟子であり、虚子と並称された俳壇の実力者。明治から昭和初期にかけて活躍しました。当時、新たに生み出された五七五にとらわれない自由律俳句の先駆者の一人でもあり...