2022年– date –
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歳時記
百の花のさきがけて
小原古邨 – 梅に鴬 梅の花は、厳しい冬を耐え抜いていち早く花を咲かせることから「百花のさきがけ」とも呼ばれています。梅は和歌の題材として大変愛されている花の一つ。万葉集の「梅花の歌三十二首」では、宴に参加した31人が詠んだ梅の花の和歌が収録... -
酒好き達の酒器づくり
米が酒に、土が器に(1)
「皆さん、ギャラリーラボではありがとうございました! 忙しいなか大変お疲れ様でした。厚く御礼申し上げます! 来てくださったお客様、ギャラリーラボの皆様に大変喜んでいただきました。播磨チームのプロの仕事に興味を持っていただいています。播磨チー... -
歳時記
立春
上村松園/春の旅 2月4日は二十四節気の「立春」。今日から暦の上では春となります。まだ気温は低く冬景色の様相ですが、風はほんの少し緩んで春の気配があちこちで感じられます。各地で梅の花がほころび出すのもこの頃です。 ひさかたの天香山この夕べ霞た... -
歳時記
こいつあ春から縁起がいいねえ〜
2月3日、今日は節分です。明日は立春となるので、節分はその前日。今は(特に都会に住んでいると)自然の移り変わりが分かりにくく、「明日は春が立つ」と言われてもピンとこないところが少なからずあります。けれども自然と共に暮らしていた昔の人は、い... -
歳時記
春のとなり
2月に入り、まだまだ寒い日が続きますが、ほんの少しの日差しや風の動きの中に、今までとは違う「兆し」が見られるようになりました。 「春近し」。この言葉には、気候現象として春が近づいているという意味もありますが、春が待ち遠しいと思う人の心も含... -
歳時記
赤い椿 白い椿
2月1日は、俳人・河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)の忌日です。碧梧桐は正岡子規の弟子であり、虚子と並称された俳壇の実力者。明治から昭和初期にかけて活躍しました。当時、新たに生み出された五七五にとらわれない自由律俳句の先駆者の一人でもあり... -
歳時記
TAKIBI
歌川広重/濱松 冬枯ノ図 YouTubeでは焚き火動画の再生回数が伸び、都会では焚き火ができる場所が人気となり、焚き火グッズの売れ行きも好調。数十年前まではどこでも誰でも普通にできた焚き火が、今や貴重なアウトドアイベント「TAKIBI」となっています。 ... -
歳時記
冬萌に見る春の兆し
晩冬の頃、ふと暖かい陽だまりの中に、雪や枯れ草に混じっていち早く新芽を見つけることがあります。まだまだ寒さ厳しい中にあって、まもなくやってくる春をわずかながらに感じさせる、この小さな芽吹きのことを「冬萌」といいます。 冬萌えのおちばすきま... -
酒好き達の酒器づくり
今西公彦展(3)
『酒器と酒の会』が盛況のうちに幕を閉じた翌日、ギャラリーラボで今西公彦展2日目が始まっ た。朝から客足が絶えず、昨晩『酒器と酒の会』に参加して早速酒器を買いに来廊したお客様もいた。気になる酒器や器を手に取りながら陶芸談義が穏やかに交わされ... -
歳時記
ホロコースト犠牲者を想起する国際デー
1月27日は、ドイツのアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所が開放されたことを記念したホロコースト犠牲者を想起する国際デーです。 ユダヤ人強制収容所から想起されるのは、現在のウイグル人人権問題です。 この問題は数年前から問題視されていたものの...