焼肉/日浦一志・沙織

こだわりの肉で
元気と幸せを届ける
アットホームな焼肉店

住宅街にあるアットホームな焼肉店

広島県広島市南観音の閑静な住宅街に「焼肉かのん」は店を構えている。店内は昭和を彷彿とさせるアットホームなワンフロアで、訪れる人とスタッフとの距離はほどよく近い。「皆の再会の場、仲間が集まる場にしたい」そんな思いで日浦夫妻は店内を居心地のよい空間にしつらえ、お客様をあたたかく迎えている。

「美味い肉」が揃う

焼肉かのんで出される肉は、日浦氏が自ら厳選した和牛をメインに取り揃えている。極上の赤身肉をはじめ、希少部位やホルモンも見逃せない。舌が肥えた通人も定期的に通い詰めるほど、その肉の旨さと品揃えには定評がある。

「牛を二度殺さない」日浦氏がよく口にする言葉だ。
肉は動物としての生命を奪って得ることができる。精肉となった「二度目の命」を最大限に生かすことが肉を扱う者の義務と心得、日浦氏は扱う肉に対して真摯に向き合い、最高の肉を提供するために日々努めている。

もちろん、肉以外にもぬかりはない。キムチは自家製。野菜は地元の鮮度の良いものを常備し、お米は日浦氏の妻・沙織さんのご祖父様が育てたこだわりの地元米を、その都度土鍋で炊きあげて一番美味しい状態で出すようにしている。

店に関わる全ての人に

日浦氏は高校卒業後、飲食業界一筋でやってきた。広島市内で2店舗の焼肉店をフランチャイズ出店して成功を収めていたが、自分の店を持ちたいと一念発起し、2021年10月に「焼肉かのん」をオープンさせた。日浦夫妻が経営する店は平日も休日も人の出入りが絶えない。訪れた人の多くがお店のファンになってしまうからだ。

焼肉の味はもちろんのこと、行き届いたおもてなしには、日浦夫妻をはじめスタッフ全員のあたたかさが感じられる。「皆が帰ってくる場所を提供したい」という日浦夫妻の思いそのままに、店の中にいるとまるで家に帰ってきたようなくつろいだ気持ちになる。ご夫婦の人柄がそのまま店に現れているのだ。

彼らの眼差しはお客様だけでなく、スタッフや業者、お店に関わる全ての人に向けられる。一人一人に誠実に向き合い、信頼関係を築き上げている。だからこそスタッフの教育もしっかりと行き届き、業者との絆も強く常に良い肉を取り揃え提供することができるのだ。