連載– category –
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歳時記
蛍と共に
蛍を見るためには、山奥のきれいな水辺まで足を運ばなければなりません。昔は田んぼに行けば蛍は当たり前のように飛び交っていました。蛍が見られなくなった原因の一つに農薬の普及があります。 農薬のために蛍が居なくなる。米という現実、蛍という情緒、... -
歳時記
播磨の神々の息吹やどる「庭酒」
奈良時代に編纂された播磨国風土記(はりまのくにふどき)は、兵庫県南西部の風土や歴史を記録した書物です。ここには日本最古の醸造の様子が記されています。 庭音(にわと)の村。本の名は庭酒(にわき)なり。大神の御糧(みかれひ)、枯れてかび生えき... -
酒好き達の酒器づくり
壺坂酒造
山を降りたのは十一時を少し過ぎた頃だった。山歩きでお腹をすかせた一行は、昼食をとるために、町内のホテル・ニューサンピア姫路ゆめさきへ向かった。朝まで一緒だったホテルマン・高山の職場である。 館内はランチタイムということもあって賑わっていた... -
歳時記
ホタルの光はあの世を繋ぐか
六月、夜になると山奥の川辺ではホタルが飛び交う様が見られます。消えては光り、また消えてとゆっくり繰り返しながら宵闇を舞う姿は、なんともいえない幻想的な空間を生み出します。 昔の人は、そのような光景にあの世とこの世の間を見たのでしょうか。ホ... -
歳時記
草取りの恋唄
植物の成長する勢いが増す夏は、田んぼの稲も緑の葉をぐんと伸ばしていきます。それと同時に急成長するのが、田んぼの雑草。除草剤のなかった昔は、田んぼの草取りは重要な仕事でした。 草取りは炎天下での作業となるため、とても厳しい仕事でした。つらい... -
歳時記
蓮の浮葉
蓮の葉は初夏になると、若葉を出します。水上に顔を出したばかりの丸い若葉は、まだ茎が短く水面に張り付くように浮かんでいます。その様子から、蓮の若葉のことを浮葉と呼ぶようになりました。 遊東田の詩に「魚戯れて新荷(蓮の浮葉)動き」という一文が... -
歳時記
Twitter人口が日本人に多い理由?
snsなどでたまに見かける「縦読み」。各行の頭文字をつなげるとメッセージが現れる言葉遊びですが、古くは平安時代の和歌にも見られます。ことに有名なのは在原業平の杜若(かきつばた)の歌です。 から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬるたびを... -
レシピ
ラム梅酒
ラム酒を使った梅酒のレシピです。完熟梅を使用するので、梅とラム酒の芳醇な香りが引き立ちます。まろやかな口あたりの深みある梅酒をお楽しみください。 【材料】 完熟梅/1kg氷砂糖/500gラム酒/1.5リットル 【作り方】 完熟梅を水洗いし、表面の水気... -
レシピ
レシピ
旬のレシピをご紹介します 新着記事人気記事 -
酒好き達の酒器づくり
弘の里山
https://youtu.be/La2-Riiv4f4 「弘の里山」登場人物紹介 夢乃井から車に乗り込んだ一行は、先頭を走る山本弘の車の後をついて走った。五分も経たないうちに、山本の車はとある企業の敷地内と思しき場所へ入っていく。 (ここは関係者以外は入っていい所な...