粽・笹巻(ちまき)

もち米や粳の粉、葛粉などを水で練って、笹の葉や茅の葉などで巻き、蒸したり茹でたりしたもの。5月5日の端午の節句に男の子のお祝いとして食べる伝統食です。

ちまきは中の「だんご」もさることながら、熊笹や茅の葉、竹の皮、いぐさなど、包む葉や巻き方も地域によって様々。昔は各家庭にレシピが受け継がれていました。笹を採ってくるのは子供達の仕事、だんごはお母さん、巻くのは一家全員で、というように、ちまきを作ること自体が恒例行事となっていました。

包んだ葉をほどくと、青笹の香りが匂い立ち食欲をそそる、端午の節句の伝統食です。

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