#零票確認ガチ勢

昨今、選挙投票日の朝になると、twitter上で「#零票確認ガチ勢」などのハッシュタグがトレンド上位で賑わいを見せるようになりました。

選挙当日に一番乗りをした人は、投票箱に何も入っていない(不正が行われていない)ことの確認として投票箱を開ける場に立ち会えるという制度があります。この零票確認が今、10代の若者の間で盛り上がり、空の投票箱の画像とともに「#零票確認ガチ勢」をつけてtwitterに投稿することが投票日朝のイベントのようになっています。

若い世代にも政治に積極的に参加してもらおうと、2016年に選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられました。若年世代の政治参加向上の目的が、思わぬ「イベント」で達成されたようです。

これまで「零票確認」は、早朝の散歩を日課とするシニア世代の独壇場みたいなものでしたが、近年はそれが若者世代にとって代わられたようです。朝5時から投票場に並ぶ10代男子達を見て、シニア男性陣は一抹の寂しさや不安や希望を同時に見出しているかもしれません。

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