田植えと出会い

1890〜1899年頃の日本の田植え

昭和初期頃までは田植えの時分は学校も休校となり、子供達はお弁当運びなどで田植えを手伝いました。村を上げての田植えは、昔は神事であり、華やかな一大イベントでもあり、男女の出会いの場でもありました。田植えの時に歌われる田植え唄には、豊作を願う神事性の強いものがありながら、恋愛唄も多いのが特長です。

今日の田友達はなごりおしや友達
洗い河原で文を参らしようかの

(田植え唄・一例)

今で言うところのLINE交換的なことが洗い河原で行われていた——田植えが終わった後のひそやかな語らいが、そこかしこで見られたのかもしれません。

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