〈穀雨〉種蒔きや田植えの目安となる、春の柔らかな雨

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穀雨
こくう
4月20日〜5月4日(2021年)

二十四節気の一つ、現在の暦で4月20日頃〜5月4日頃にあたる。雨が百穀を潤し芽を育むという意味。種蒔きや田植えの目安とされており、この時期に降る春の柔らかな雨が田畑を潤し、作物の成長を促すといわれている。

あしびきの山の桜の色見てぞ をちかた人は種も蒔きける

紀貫之
貫之集

昔は自然の様々な変化を読み取って種蒔きの目安としていた。この歌では山桜の色を見て種蒔きの時期を決めていた様子が伺える。


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