草取りの恋唄
植物の成長する勢いが増す夏は、田んぼの稲も緑の葉をぐんと伸ばしていきます。それと同時に急成長するのが、田んぼの雑草。除草剤のなかった昔は、田んぼの草取りは重要な仕事でした。
草取りは炎天下での作業となるため、とても厳しい仕事でした。つらい仕事を乗り切るために、昔の人は唄を歌いながら草取りをしていました。「草取り唄」は地域によっていろいろなバージョンが見られます。
ハアー 様よ三度笠押しゃげてみやれ少しお顔が見とござる ホイホーイ
ハアー 好いたそ様に田の草取らせ 涼し風吹け 空くもれ
(宮崎県の草取り歌/引用:みやざきのうたと芸能101 より)
田植え唄と同じように、ここでも恋の唄が見られます。米作りも恋も同じように大切なこと。どちらも実りがあるからです。
【業務連絡】
素人達の米作りメンバーの皆さん、田んぼの雑草がすくすく成長中です!手の空いている方は至急田んぼの草取りをお願いします!!
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